Vまん、徒然

北の果ての素人ギター弾き、独り言

大橋隆志/JAIL大橋さんのギタークリニックへ


秋葉原で行われた、
「イケベ楽器店Presents 共同開発エフェクター完成記念 大橋隆志/JAIL大橋ギタークリニック」
及び「Aria ProⅡ JAIL大橋モデル Owners Club Guitar Workshop vol.7」
へ行ってきました。

前日の夜に高速バスで発ち、昼の部と夜の部両方に参加。その夜にまた夜行バスで帰る弾丸の旅。
思いのほかどちらも長い時間やってくださったので、帰り間際はメシ食う時間もなく。

各2時間半近くずつ、内容としては共通して、マイナスワントラックに合わせたデモ演4曲と、使用機材の説明や演奏方法の解説、客からの質問コーナー。40人以上集まってたと思うんですが、全ての質問に答えてくださりました。デモ演は共通でしたが、この質疑応答により、実に多岐に渡るお話を聞くことができました。

渡された質問用紙によるもののほかに、デモ演毎に挙手の質問も受け付け、それをした人にはピックのプレゼント。私も昼の部と夜の部1回ずつ挙手質問し、2枚いただきました。ブラッシング時に鳴ってしまうハーモニクス音の対処の仕方と、アダムの林檎のキュルキュルはどの弦を使っているのかを。質問用紙のほうでは、ペンタの高速ランニングフレーズについてと、大橋さんのMacが直ったかどうかを。

弾き方の話やギターや音楽に対するスタンスの話のみならず、聖飢魔IIの裏話等、本当にたくさん。穏やかなトーンで、熟考しながら、優しく。

特に心に残ったものを回想すると、まずチョーキングやビブラートは手の力ではなく、人差し指の付け根を支点にしてテコで行うということ。
それと、パワーコードで5度を押さえるのは小指であること。これは一緒だったのでとても安心しました。
また、クリーンはギター側のボリュームを絞って作ること。これも同じだったのでとても嬉しかったです。歪みとクリーントーンは決して足で切り替えるものではないとのこと。
スウィープはアダムで一瞬出てくるけど、後にも先にもそれだけで、スポーツ感覚の奏法は好きではないということ。和嶋さんしかり、橘高さんしかり、ふと気づくと憧れるギタリストはみんなそういうスタイル。
更に、休符は音がお休みするのではなく、無音状態を演奏するんだということ。
マーシャルでの音作りの仕方は、フルテンから余計なものを絞っていくやり方であること。そして、演奏等も引いて考えていくことが必要だということ。
アメリカの鉄は硬いので、アメリカ製の弦は張りがあるということ。
飼っているネコちゃんは、里親探しで結ばれたということ。ペットショップで家族を買ったことのない私はここにも大いに共感。

概して、男性は機材や演奏方法を、女性は曲作りや音楽以外の質問が多かったかな。そのどれもに、頷きながら笑顔で丁寧に答えくださりました。質問用紙、挙手合わせたら計100個に近い質問を。

なにしろカッコいいし、あんな間近で拝めて会話もできて、行った甲斐がありすぎました。そして当然、シグネイチャーのODペダルの注文も済ませてきました。
最後CDにサインをいただくときに青森から来ましたと申しましたらば、雪の心配をしてくださりました。ライブで来て欲しいという旨もお伝えしてまいりました。

アットホームかつ濃厚な時間をありがとうございました。

 

デモ演奏曲:
GOBLIN'S SCALE/聖飢魔II
Come Inside/大橋隆志
アダムの林檎/聖飢魔II
秘密の花園聖飢魔II

 

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