待ちに待ったという表現が正に相応しい、人間椅子の生ライブ。アルバムが出る度にツアーライブに参加、それを毎回心置きなく堪能出来ていたというのがついこの間までは当たり前のことだったのに、新型コロナウイルスはエンタメ界のすべてを変えてしまった。 …
このコロナ禍を逆手に、じっくり作りこまれたアルバムという印象。綿密に、緻密に練り上げられた、詞と曲と構成とアレンジそして演奏と歌。今までどおりにサウンドは重く硬く、だけどどこかに希望を見出せというポジティブな命令と指令を感じる。綴られた言…
時折黒い曇天を白い稲光りがつんざく中、ひとり車を弘前に走らせ。みんぱいで糸肉ラーメン食ってからの、映画「人間椅子 バンド生活三十年」鑑賞。なんて素晴らしいシチュエーションなんだ。 人間椅子の音楽は特定のジャンルに属さないと思うのですが、この…
5月某日、青森Quarter・BAR1/3のオーナーであるタカさんから電話をいただきました。 この新型コロナウイルス感染症対策による営業自粛により、かつてないほど大打撃を受けており、もうまいってしまってるんだ、そこでお願いがあるんだ、とのことでした。「ほ…
人間椅子30周年を記念するアルバム「新青年」。好きになって、応援し続けて、もう30年経つということか。それはすごいことだ。ファンだからこそ、愛しているからこそ、今回その新譜の感想を、敢えて辛口で書こうと思った。今まではたとえ納得いかない部分が…
バンドを従えてのツアーは青森も組んでくれるのですが、ひとりで回るスタイルではなかなか来てくれず、ライブアルバムでしか体験できていなかったそれを生で感じるべく岩手は北上へ。 会場はお洒落でモダンなアーキテクト。割りとステージが近く見える2階席…
秋葉原で行われた、「イケベ楽器店Presents 共同開発エフェクター完成記念 大橋隆志/JAIL大橋ギタークリニック」及び「Aria ProⅡ JAIL大橋モデル Owners Club Guitar Workshop vol.7」へ行ってきました。前日の夜に高速バスで発ち、昼の部と夜の部両方に参…
今から30年以上前のこと。ハードロックとかヘヴィメタルだとか、そんなジャンルを気にせずに音楽を聴いていた中学生の頃。地元青森ではなぜか夕方にTV放映されていたお昼の番組「笑っていいとも!」。その中のゲストコーナー、テレフォンショッキングに出て…
打上げ会場のBAR1/3にてふと我に返って思ったのは、特盛のみなさんや恐怖新聞社のみなさんが普通にそこにいて盃を交わし、あれっ、ここは青森だよな…って。 冷静に考えると、普段普通通りの生活を送っていたら一生交わることがなかった方々なんです。ただ近…
あるバンドがとにかく大好きで、その憧れのもとに少しでも近づきたくて、そしてより深く理解したくて、多大なる尊敬や敬愛のもとに、単なる真似事をひとつ越えたコピーバンドのことをトリビュートバンドと呼ぶ、と自分の中で勝手にカテゴライズしていまして…
アルバムに伴うツアーではないためか、今回の演目はまるでファンクラブの集いのような内容。コアなファンにはたまらなかったに違いない、かく言う私もその一人。侵略者。夜間飛行。晒し首。野垂れ死に。ダンウィッチの怪。辻斬り小唄... 曲が始まるたびに悶…
さて、毎年恒例の弾丸パンダ号・車中ニ泊ツアーを決行して帰ってまいりました。 SIONさんの野音。彼のライブを見るのはもう10回を超えただろうか、なかなか東北にも来ないからこちらから行くしかないのです。 気温35度の予報の中覚悟して行った花の大摩天楼…
時系列的に前後しますが、6/30に弘前は萬燈籠にて、人間椅子の和嶋さんのアコースティックソロライブがあったのでした。 椅子愛については日頃、常々、ひねもす、語りまくっているので敢えて改めて申す必要もないのですが、やはり私にとってはこの和嶋さんと…
JOY-POPSが青森Quarterにやってきた! ハリーと蘭丸の18年ぶりのタッグ、スライダーズのデビュー35周年企画として。 去年のハリーのソロツアー青森公演メンバーにはジェームスがいたので、あとはズズ次第で、もしかしたらもしかするのかと勝手に期待をしてい…
今までいろんなコンサートやライブに通ってきましたが、ぜひ一度生で見てみたいと切望するアーティストが3人います。周りの人にもよく公言していたのでご存知かもしれませんが、それは、中島みゆきさん、松山千春さん、西城秀樹さんです。 本日西城秀樹さん…
5/13、盛岡市おでってホールにて「Odefest2018」が行われました。これは、アマチュアによる毎年恒例の洋楽トリビュートライブです。 LED ZEPPELINトリビュートバンド、「Custard Pie」として3年ぶり2回目の出演、私個人としては連続5回目の参加、毎回声をか…
初のMV集DVD「おどろ曼荼羅」発売に伴う、人間椅子の春のツアー青森公演へ行ってきました。会場は青森Quarter。DVDには古い曲も収録されているので、その辺もやってくれるかな~と期待して臨みました。毎度1曲目の予想をしながら気分を高揚させるのですが(…
私が在籍する「つがる小町」と「鋼鉄節(メタルブシ)」の2マンライブ「めたつがるこまちぶし」を、初めてのハコ「Bears青森」さんでやらせていただきました。Bears青森さんは今年の3月で1周年を迎えられたお店で、普段はブルースのセッション等を中心に営業…
斉藤和義さんのホールライブに行ってきました。青森リンクステーションホール。我々の世代には青森市文化会館といったほうがわかりよいですが。今回のニューアルバムもとても良かったので、じっくりみっちり予習して臨みました。トップナンバーは「Good Luck…
弘前ASYLUM。 ミチロウさんにまた会いに行きました。ここで見る、二回目の弾き語りライブ。最前の1mの距離でかぶりつきで。 東京とは20℃の気温差があるとのことでとても寒がっておられました。Just Like a Boyからスタートした弾き語りライブは、和やかなMC…
青森県が誇るブルースマン、ichiroさんのライブを見に行ってきました。 いまや矢沢さんや長淵さんのバックバンドメンバーも務めあげるギタリスト。故郷平川市(旧尾上町)でのコンサートは、昨年末亡くなられたお父様との約束だったようで、MCの端々に、父へ…
爆風スランプやX.Y.Z.→A等で活動され、アジア各地でも活躍されているドラマー、ファンキー末吉さんが、ひとりドラムツアーとしてこの青森市にも来てくださいました。この日の青森は近年稀に見る猛吹雪のブリザード状態で、地元の人間も外出することに怯むぐ…
2017年の大晦日、14時20分。徐々に浅くなっていくその呼吸が、止まった。そのなきがらに覆い被さって、何度も名前を叫んだ。正月休みの最終日である1月3日、血肉は煙となって、その季節の雪国には珍しいほどの、どこまでも青く澄み渡る空へ空へと昇って行っ…
The Street Slidersは昔から本当に好きで、特に中高生のころはずいぶん聴きました。気だるくルーズなイメージが大きいですが、実はそれだけではなくて、歌い方ははっきりしていて高い音程まで出るし、一見寡黙で怖そうに見えるけどはにかんだ優しい笑顔も覗…
人間椅子弘前公演行ってきました。 平日にもかかわらず満員のMag-Net。仕事を終えてから高速飛ばし駐車場から走ってギリセーフでしたが、もうここで息があがる。 アルバムツアーでの弘前ライブは「瘋痴狂」以来だろうか、2006年以来ってことか。最初、イマイ…
構想・計画1年。いよいよ迎えたという感じの、熱すぎる池袋の夜でした。東京で活動している特撮カバーバンド・特盛さんからのありがたいラブコールにより実現した、我々毒撮の東京遠征。先方の、緻密で丁寧な予定組みのおかげさまで、終始安心して行動するこ…
動画です↑1.兄弟船2.北酒場3.津軽恋女4.東京砂漠5.俺はぜったいプレスリー6.津軽海峡冬景色 今年も仙台にて行われた定禅寺ストリートジャズフェスティバルに鋼鉄節で行ってまいりました。お日柄もよく、朝に青森を出発し、やいのやいの語らいながら会場を目…
「第27回 定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台 2017」へ、我がバンド「鋼鉄節」が出場いたします。こうてつぶしではありません、読み方はメタルブシです。 昨年度も出させていただいて、無茶な遠征計画によりとても疲れたのではありますが、寝てな…
また弾丸で見に行っていたんですが、自分のライブやらなにやらでウダウダしてるうちに時間が経ってしまいました。思い出して書いてみようと思います。日比谷野外大音楽堂でのSIONのライブ。お盆休みも明けた8/19、今回も思い立ち、泣かせてもらいに都会へ飛…
戦争をテーマにした映画かアニメが見たいなと思ってこれを選び、ここ最近ずっと見ていました。「無敵超人ザンボット3」。1977年のロボットアニメです。リアルタイムで見ていた当時は小学校に上がるくらいの歳だったので、物語の深いテーマなどは理解できず…