Vまん、徒然

北の果ての素人ギター弾き、独り言

コロナ禍に苦しむライブハウスのために

5月某日、青森Quarter・BAR1/3のオーナーであるタカさんから電話をいただきました。
この新型コロナウイルス感染症対策による営業自粛により、かつてないほど大打撃を受けており、もうまいってしまってるんだ、そこでお願いがあるんだ、とのことでした。「ほら、よく無観客とか配信とかいろいろやってるっきゃ、ああいうのできないべが?」と。私は、そういうものは名だたるプロの方がやるから意味を成すんだと常々思っていて、田舎のいちアマチュアがやったところで誰も見ないし、たいして力にはなれないからと、最初は断りの返事をしました。しかし、「またいつか通常のライブ営業ができる時までの、その繋ぎを作ってほしいんだ」と言われたときに、ちょっと考えが変わりました。プロミュージシャンはツアーを回れないし、普段からお世話になってきた地元のライブハウスを今盛り立てていけるのは、身軽に動ける地元のアマチュアしかないんだなと。

国レベルで槍玉の筆頭に挙げられ続けるライブハウス。お客さんを入れて普通にライブができない状況ですが、その間にライブハウス自体の存在や、その意義や、存続への意思の証、なおもってこの窮状、そういうものを世間さまに少しでも提示したい、微力ながら一助になれたら、そう思いました。

いちばん一般的にウケやすいであろう鋼鉄節のメンバー1人ずつに電話をして趣旨を説明したところ、各自理解してくれました。それからBAR1/3に集まって相談をしました。とりあえずクォーターの客側スペースを使って、密にならないように距離を取って配置して、マスクも装着して、5曲くらいやろうということになりました。配信方法はどうするか。生配信だと機材やカメラのスイッチングで準備が大変になるとのことでした。ですので、動画で収録して、後からサイトに乗せようということになりました。過去にクォーターでやった動画とかも使えないかという意見も出ましたが、今のこの状況下でやったものがいいんだとのオーナーのご希望でした。

クォーターのチャンネルは音楽仲間のYama-Dが作ってくれました。収録の撮影も音楽仲間のあぶっちさんが協力してくれました。編集用のPCも貸してくださいました。PAオペレーションは坂本さんが協力してくださいました。照明はオーナーの奥様がやってくださいました。いろんな方の支えのもと、やっとバンドの収録ができました。

今回鋼鉄節はベーシストがミッチェルから雄太に変わり、しかも1回もスタジオ入りできず、やっつけ感満載の中で各自ミスも多々ありますが、今回の趣旨はそれとは違う次元にあったので、久しぶりに集まれて演奏できて収録できたことそのものが良かったと思います。
あぶっちさんには編集のやり方も教えていただき、素人ながら私や雄太が毎夜がんばって製作しました。撮った動画はこれから徐々に乗せていくつもりです。バンドスタイルでの最初の収録でしたので、実験的な要素もあり、編集に時間がかかってしまったのは反省すべきところです。本来ならばスピードが大事なので、スマホ1発動画で撮って、即上げのほうがよかったのかもと思ったりもします。

これから続いてほかのバンドさんの演奏も乗せていきたいなと思っております。今の状況がわかる感じで。お客さんがいないから寂しいところはありますが、それこそ、再開できる時までの大事な繋ぎの一環として。
ご賛同いただける方はご相談ください。地元のハコを、地元のバンドマンが支えていけたら。

いろんな意見があると思いますが、私はその一心で動いております。

 


兄弟船/鋼鉄節(メタルブシ)