Vまん、徒然

北の果ての素人ギター弾き、独り言

人間椅子 恩讐の彼方~2018年晩夏のワンマンツアー 青森Quarter

アルバムに伴うツアーではないためか、今回の演目はまるでファンクラブの集いのような内容。コアなファンにはたまらなかったに違いない、かく言う私もその一人。

侵略者。夜間飛行。晒し首。野垂れ死に。ダンウィッチの怪。辻斬り小唄... 曲が始まるたびに悶絶です。塔の中の男も久しぶりでした。ドラマティックな展開を思い出しながら聴いていました。

ふるさとに帰ってきましたと言ってくださるメンバー。デビュー以来ずっと、見知らぬ世界のツアー以外は必ず青森に来てくださっています。アルバムの売れ行きにかかわらず、しかもたいがい日曜日に。そのほとんどを見てきた自分にとって、今回のライブは本当に特別に思えました。演奏に、MCに、とてもファンのことを考えてくれてるんだろうという姿勢が顕著だったからです。

来年はなんとデビュー30周年。高校のころにその音に出会い、バンドの歩みをずっと応援してまいりました。ドラマーの遍歴こそあれど、最初のスタイルから常に一貫。厳しい時期もおありだったでしょうが、休むことなく常にロックを信じて前進してこられた姿。それが、今回のツアーもやってくださるような余力さえ持つ大きな存在になったこと。こんな嬉しいことはありません。

 

アルバム此岸礼賛あたりから、しっかり噛み砕いて聴かないといけないような曲が増え、それはそれでクオリティが高くて素晴らしいのですけど、やはり古い曲はもう身体に馴染んでるといいますか、歌詞もしっかり覚えています。批判を恐れず言うならば、後半の新し目の曲は今回のツアーには無くてもよかったかなぁと、いや逆に表現するならばもっともっと普段やらないマニアックな曲で固めたほうが意義がわかりやすかったのにと、これは心底椅子を愛して理解してるからこそ敢えて、です。

心の芯から楽しめたライブ。

これからも健康にご留意され、事故などに遭われることも無きよう、恐ろしいアルバムと気持ち悪いロックの創造への益々のご活躍を期待し応援してやみません。

 

「恩讐の彼方~2018年晩夏のワンマンツアー」
鉄格子黙示録
侵略者(インベーダー)
時間からの影
夜間飛行
塔の中の男
晒し首
野垂れ死に
ダンウィッチの怪
命売ります
心の火事
黒猫
悪夢の添乗員
地獄の球宴
雪女
針の山

辻斬り小唄無宿編
地獄のヘビーライダー

なまはげ